勢いのある新鋭エムボコを倒したジェン・チンウェンが初参戦だった2022年以来の4回戦進出「何が起こるか楽しみ」 [フレンチ・オープン]

写真は勢いのある新鋭を倒して初参戦だった2022年以来となる16強入りを決めたジェン・チンウェン(中国)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、第8シードのジェン・チンウェン(中国)が予選から勝ち上がってきた18歳のビクトリア・エムボコ(カナダ)を6-3 6-4で退け3年ぶりとなるベスト16進出を決めた。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したジェンは第2セット1-0からサービスダウンを喫したが、ふたたびリードを奪うと最初のサービング・フォー・ザ・マッチで2度デュースを繰り返した末に迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間26分で試合を締めくくった。

 昨年8月にパリ五輪で金メダルに輝いたジェンは、同会場での連勝を「9」に伸ばした。

 今シーズンを世界ランク300位以下でスタートしたエムボコは2月までにITFツアーでマッチ22連勝(予選を含む)を飾るなど37勝5敗の戦績を残し、キャリアハイの120位で今大会を迎えていた。

 ロラン・ギャロスでのエムボコはは予選から5試合を1セットも落とさず勝ち上がり、勢いのある若手がトップ選手に対してどこまで対抗できるか注目のカードだった。

「彼女(エムボコ)は本当に素晴らしいプレーをしたと思う。お互いに最高のプレーをしようと張り合っていたような感じだった」とジェンは試合後のオンコートインタビューで語った。

「本当にいいポイントもあったし、決して簡単な試合じゃなかったわ」

 19歳で初参戦だった2022年大会で4回戦に進出してイガ・シフィオンテク(ポーランド)に7-6(5) 0-6 2-6で敗れていたジェンは「まだ若かった頃ね」とジョークを言い、「正直に言って、彼女と初めて対戦したのが昨日のことのように感じる」と当時を振り返った。

「あのロラン・ギャロスでは本当に調子がよかったのを覚えている。でも女性特有のトラブル(重い生理痛)に見舞われ、100%の力を発揮できずに負けてしまったの。でもまたベスト16に進出できた。今回はとにかくうれしいし、今年のロラン・ギャロスで何が起こるか楽しみだわ」

 ジェンは次のラウンドで、ダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)を6-2 6-3で破って勝ち上がった第19シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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