4時間超えのバトルを制したポールがツアーレベルのマッチ200勝目「こういう試合が大好き」 [フレンチ・オープン]

写真は4時間超えのバトルを制してツアーレベルのマッチ200勝目を挙げたトミー・ポール(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス3回戦で、第12シードのトミー・ポール(アメリカ)が第24シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を6-3 3-6 7-6(7) 3-6 6-3で倒して初のベスト16進出を決めた。

 交互にセットを取り合って迎えた第5セットで4-0とリードしたポールは4-2と追い上げられたが、ケイレンに悩まされながらも残りのサービスゲームをきっちりキープして4時間7分でツアーレベルのマッチ200勝目をもぎ取った。

 現役の男子アメリカ勢で200勝に到達したのは、301勝のテイラー・フリッツ(アメリカ)と225勝のフランシス・ティアフォー(アメリカ)に次いでポールが3人目となる。

 試合後に体の状態について聞かれたポールは「絶好調でかなりいい気分だ」と笑いながら答え、「皆さんの前でプレーするのが大好きだ。ここまで3試合プレーしたけど、凄く応援してもらえて感謝している。このまま勝ち進んでいけるよう願っている」と語った。

「こういう試合が大好きだ。ここでプレーするのは本当に楽しい。試合がいつも4時間になる訳じゃないけど、素晴らしいバトルが繰り広げれらた。お互いにいいプレーができたし、それがすべてだ」

 ポールは次のラウンドで、ヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)を6-4 7-6(11) 7-6(5)で破って勝ち上がった第25シードのアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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