ペグラがケガから復帰の2019年大会準優勝者ボンドルソバに逆転勝利「あと少しで負けるところだった」 [フレンチ・オープン]

写真は逆転勝利で16強入りを決めたジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)が2019年大会準優勝者のマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)に3-6 6-4 6-2で逆転勝利をおさめてベスト16に進出した。

 2度サービスダウンを喫して第1セットを落としたペグラは5-1から追い上げられながらも第2セットを取り返し、第3セット2-1からブレークバックを許したあと最後の4ゲームを連取して1時間52分で勝利を決めた。

 ふたりは2023年7月にウインブルドンの準々決勝で一度顔を合わせており、ボンドルソバが6-4 2-6 6-4で勝っていた。

 断続的にケガで行く手を阻まれるキャリアを過ごしてきた25歳のボンドルソバは昨年8月に肩の手術を受けて1月に復帰したが、ふたたび戦線離脱を余儀なくされて2月のドバイ以来となる復帰戦に臨んでいた。

「あと少しで負けるところだった。ようやくブレークできたときは気持ちが少し楽になったわ」とペグラは試合を振り返った。

「第1セットでのプレーは間違っていないと思っていたけど、もう少しアグレッシブにプレーする必要があった。第3セットでは少し攻め過ぎてミスが出た部分もあったかもしれない。彼女と対戦するのは難しい。特にクレーコートでは紙一重で勝負が決まってしまう」

 ペグラは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)同士の地元勢対決でエルサ・ジャクモ(フランス)を6-3 0-6 7-5で破って勝ち上がったロイ・ボワソン(フランス)と対戦する。

「間違いなく相手のほうが熱狂的な応援を受けるでしょうね。私はそういうことを気にしないようにするのがかなり得意なの」とペグラは次戦を見据えた。

「凄く騒々しい観客たちがいる中でプレーしたこともあるし、楽しい経験になるんじゃないかしら」

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles