シナーがルブレフをストレートで退け力強く準々決勝へ [フレンチ・オープン]

写真はヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス4回戦で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が第17シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-1 6-3 6-4で退けベスト8に進出した。試合時間は2時間。

 同大会に6年連続出場となる23歳のシナーは、昨年の大会で自己最高のベスト4をマーク。第2シードから勝ち進んだシナーは準決勝でカルロス・アルカラス(スペイン)との新世代ライバル対決に6-2 3-6 6-3 4-6 3-6で敗れたが、ATPランキング史上初のイタリア人ナンバーワンを確定させると一度も明け渡すことなく君臨し続けている。

 ドーピング違反で3ヵ月の出場停止処分を受けたシナーは前哨戦のローマ(ATP1000/クレーコート)で準優勝を飾り、復帰後2戦目に臨んでいる。

 この結果でシナーは、ルブレフとの対戦成績を7勝3敗とした。全仏では2022年大会の4回戦で顔を合わせ、シナーの途中棄権(ルブレフから1-6 6-4 2-0)でルブレフが勝っていた。

 今大会でのシナーは1回戦でアルトゥール・リンデルネック(フランス)を6-4 6-3 7-5で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のリシャール・ガスケ(フランス)を6-3 6-0 6-4で、3回戦ではイリ・ラフェチュカ(チェコ)を6-0 6-1 6-2で破って16強入りを決めていた。

 シナーは次のラウンドで、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。ブブリクは4回戦で、第5シードのジャック・ドレイパー(イギリス)を5-7 6-3 6-2 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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