アンドレエワが苦手意識のある元ロシアの先輩カサキナに対する4回戦でストレート勝利「本当にうれしい」 [フレンチ・オープン]

写真は1セットも落とさず8強入りを決めたミルラ・アンドレエワ(ロシア)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、第6シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)が第17シードのダリア・カサキナ(オーストラリア)を6-3 7-5で退けベスト8進出を決めた。

 4-3から初のブレークに成功して第1セットを先取したアンドレエワは第2セット2-0から反撃を許したが、3-5から最後の4ゲームを連取する過程でセットポイントをひとつ凌いだ末に1時間34分で試合を締めくくった。

 ふたりは昨年10月に寧波の決勝で一度顔を合わせており、カサキナが6-0 4-6 6-4で勝っていた。

「勝つことができて本当にうれしい。彼女(カサキナ)とプレーするのは苦手だから。(元々ロシアの先輩後輩である)私たちはよく一緒に練習をするんだけど、それでさえ本当に苦痛なの」とアンドレエワは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼女がレベルを上げてきたから、私はとにかくファイトして自分のプレーをし続ける必要があるとわかっていた。第2セットはうまくいっていなかったかもしれないけど、自分を信じ続ければ第3セットは取れると信じていたわ」

 アンドレエワは次のラウンドで、ルイ・ボワソン(フランス)と対戦する。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した世界ランク361位のボワソンは4回戦で第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を3-6 6-4 6-4で倒す場狂わせを演じ、グランドスラム本戦デビューの大会で8強の舞台に辿り着いた。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles