デ グロート/ファンクォトがダブルスで年間グランドスラム達成、デ グロートは2年連続単複2冠 [USオープン・車いすの部]
今年最後のグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の車いすの部の女子ダブルス決勝で、第1シードのディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)がサビーネ・エラルブロック(ドイツ)/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)を6-2 6-0で下し、優勝を果たした。試合時間は1時間15分。
ファンクォトとデ グロートは、今季9大会目のダブルス出場。同ペアでのグランドスラムでのタイトル獲得は1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)から4大会連続で年間グランドスラム達成となり、通算5度目の栄冠に輝いた。
今大会でのデ グロート/ファンクォトは、1回戦でジウリア・カポッチ(イタリア)/上地結衣(三井住友銀行)を6-2 7-5で破って勝ち上がっていた。
シングルスに第1シードで出場していたデ グロートはこの日行われた決勝で第2シードの上地結衣(三井住友銀行)を4-6 6-1 6-4で倒しており、昨年に続いて単複2冠を達成した。
車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。
昨年の大会は、シングルスでアルフィー・ヒュウェット(イギリス)とデ グロートがともに初優勝。男子ダブルスではヒュウェット/ゴードン・リード(イギリス)が2連覇、女子ダブルスはデ グロート/上地が制した。
※写真はシングルス決勝でのディーダ・デ グロート(オランダ)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 08: Diede De Groot of the Netherlands serves during the Wheelchair Women's Single's final against Yui Kamiji of Japan on day fourteen of the 2019 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 08, 2019 in the Queens borough of New York City. (Photo by Emilee Chinn/Getty Images)
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