全豪優勝ペアを倒した上地結衣/モンジェーヌが2年ぶりのダブルス優勝 [フレンチ・オープン車いすの部]

写真は車いす女子ダブルスで2年ぶりの優勝を飾った上地結衣(三井住友銀行/左)とクオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の車いす女子ダブルス決勝で、上地結衣(三井住友銀行)/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)が全豪優勝ペアで第2シードのリー・シャオフイ/ワン・ジイン(ともに中国)を4-6 7-5 [10-7]で倒して2年ぶりの栄冠に輝いた。試合時間は1時間43分。

 9度目のグランドスラム参戦となる上地/モンジェーヌがタイトルを獲得したのは、昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来で4度目(2023年&25年全仏、2024年ウインブルドン、2023年全米)となる。

 今大会での上地/モンジェーヌは1回戦でセニア・シャストー(フランス)/ディーダ・デ グロート(オランダ)を6-0 6-3で、準決勝では第1シードの田中愛美(長谷工コーポレーション)/ジュ・ジェンジェン(中国)を6-1 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 上地は第1シードで出場しているシングルスでも勝ち残っており、翌日には単複2冠をかけた決勝で第2シードのアニーク・ファンクォト(オランダ)と対戦する予定になっている。

 車いすテニスは男女シングルス各16ドロー、男女ダブルス各8ドローで争われる。

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写真◎Getty Images

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