地元ドイツの17歳エンゲルが第3セットのタイブレークを制して大会白星デビュー [ATPシュツットガルト]

写真はジャスティン・エンゲル(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ボス・オープン」(ATP250/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/6月9~15日/賞金総額75万1630ユーロ/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した17歳のジャスティン・エンゲル(ドイツ)が予選勝者のジェームズ・ダックワース(オーストラリア)に4-6 6-4 7-6(5)で逆転勝利をおさめて大会白星デビューを飾った。

 ワンブレークずつでセットを分け合ったあと第3セット第1ゲームでサービスダウンを喫したエンゲルは3-4からブレークバックに成功し、5-4からのレシーブゲームで15-40のチャンスを凌がれた末にもつれ込んだタイブレークで迎えた合計3度目のマッチポイントをものにして2時間29分で競り勝った。

 昨年10月のアルマトイ(ATP250/室内ハードコート)でATPツアー白星デビューを飾ったエンゲルがツアーレベルでプレーしたのは6試合目(シングルス)だったが、5月のハンブルク(ATP500/クレーコート)に続く3勝目を挙げた。

 世界ランク281位のエンゲルは次のラウンドで、38歳のガエル・モンフィス(フランス)を6-4 4-6 6-3で破って勝ち上がった第7シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合ではカンタン・アリス(フランス)、19歳のラーナー・ティエン(アメリカ)、アルトゥール・リンデルネック(フランス)、コランタン・ムーテ(フランス)、予選勝者のマートン・フチョビッチ(ハンガリー)とピエール ユーグ・エルベール(フランス)が2回戦に駒を進めた。

 第5シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)はリンデルネックに4-6 6-2 0-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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