フレンチ・オープン初戦敗退のフリッツがグラスコートシーズンを勝利をスタート [ATPシュツットガルト]

写真はテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ボス・オープン」(ATP250/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/6月9~15日/賞金総額75万1630ユーロ/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)がカンタン・アリス(フランス)で6-3 7-6(6)を振りきりベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、フリッツはこの試合が初戦だった。フリッツは第2ゲームでブレークに成功したリードを守って第1セットを先取し、すべてサービスキープで進んだ第2セットのタイブレークで迎えた2度目のマッチポイントをものにして1時間23分で勝利を決めた。

 フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で初戦敗退を喫するなどクレーコートシーズンを3勝4敗で終えた27歳のフリッツは、ツアー3勝を挙げているグラスコートシーズンを勝利をスタートした。

 フリッツは次のラウンドで、アルトゥール・リンデルネック(フランス)を7-6(4) 6-3で破って勝ち上がった予選勝者のマートン・フチョビッチ(ハンガリー)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのベン・シェルトン(アメリカ)が予選勝者のピエール ユーグ・エルベール(フランス)に7-6(4) 7-5で競り勝ち、第8シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した2023年大会準優勝者のヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-4 7-5で倒し、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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