前年覇者サムソノワが1回戦でツアー本戦デビューの予選勝者ブランスティンに敗れる番狂わせ [WTAスヘルトーヘンボス]

写真は2024年リベマ・オープンでのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「リベマ・オープン」(WTA250/オランダ・北ブラバント州スヘルトーヘンボス/6月9~15日/賞金総額27万5094ドル/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、第2シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)が予選勝者のカーソン・ブランスティン(カナダ)に4-6 7-5 1-6で敗れる番狂わせが起きた。

 前日に始まったこの試合は第2セット終了後に日没順延となり第3セットから再開され、これがシングルスのツアー本戦デビューだった世界ランク231位のブランスティンが1-1から最後の5ゲームを連取して2時間16分でキャリア最大の勝利をもぎ取った。

 世界18位のサムソノワは昨年の同大会決勝でビアンカ・アンドレスク(カナダ)に4-6 6-3 7-5で逆転勝利をおさめてツアー5勝目を挙げており、タイトル防衛を目指していた。

 シードダウンを演じたブランスティンは次のラウンドで、同じ予選勝者のアイシス ルイーゼ・ファン デン ブレーク(オランダ)を6-2 6-1で破って勝ち上がったエレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)と対戦する。

 そのほかの試合では2022年&23年大会チャンピオンで第2シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、第8シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、エリザベッタ・コッチャレット(イタリア)が8強入りを決め、マリア・サカーリ(ギリシャ)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアヌーク・クーフェルマンス(オランダ)を6-3 6-4で下して2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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