前年の準優勝者アンドレスクがシードダウンを演じて8強入り [WTAスヘルトーヘンボス]

写真は2024年リベマ・オープンでのビアンカ・アンドレスク(カナダ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「リベマ・オープン」(WTA250/オランダ・北ブラバント州スヘルトーヘンボス/6月9~15日/賞金総額27万5094ドル/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、2019年USオープン女王のビアンカ・アンドレスク(カナダ)が第7シードのルル・スン(ニュージーランド)を6-0 6-4で倒して8強入りを決めた。

 前年の準優勝者でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したアンドレスクは1ゲームも落とさず第1セットを先取し、サービスキープで進んだ第2セット4-4から4度目のブレークに成功して1時間5分で試合を締めくくった。

 2月に虫垂炎の手術を受けたこともあってクレーコートシーズンから今季をスタートした24歳のアンドレスクは5月のローマ(WTA1000)で16強入りしたが、フレンチ・オープン(フランス・パリ)では予選2回戦でマッチポイントを握りながらも日本の日比野菜緒(ブラス)に6-2 6-7(5) 4-6で敗れていた。

 シードダウンを演じたアンドレスクは次のラウンドで、同じ予選勝者のカーソン・ブランスティン(カナダ)を6-4 6-3で破って勝ち上がったエレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのエリース・メルテンス(ベルギー)がマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-3 6-0で退け、スーザン・ラメンズ(オランダ)がアン・リー(アメリカ)に7-6(4) 7-6(5)で競り勝ち、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のユアン・ユエ(中国)はキンバリー・ビレル(オーストラリア)を6-4 6-3で下し、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではメルテンスがユアンと、ラメンズはエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)と顔を合わせる。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles