18歳アンドレエワがタウソンに逆転勝利で初戦突破、グラスコートで約2年ぶりの勝ち星をマーク [バート ホンブルク・オープン]

写真はミルラ・アンドレエワ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「バート ホンブルク・オープン」(WTA500/ドイツ・ヘッセン州バート ホンブルク/6月22~28日/賞金総額106万4510ドル/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、第3シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)がクララ・タウソン(デンマーク)に3-6 6-3 6-1で逆転勝利をおさめた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、アンドレエワはこの試合が初戦だった。昨シーズンのグラスコートで0勝2敗だったアンドレエワは前週のベルリン1回戦でマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)に6-2 5-7 0-6で敗れており、同サーフェスで約2年ぶりの勝ち星を挙げた。

 第6ゲームでサービスダウンを喫して第1セットを落としたアンドレエワは3-2から初のブレークに成功して第2セットを取り返し、第3セット0-1から最後の6ゲームを連取して1時間49分で試合を締めくくった。

 ふたりはこれが今季4度目の対決(ドバイ決勝、インディアンウェルズ3回戦、ローマ4回戦、バート ホンブルク2回戦)だったが、タウソンは4連敗を喫した。

「私たちはすべてのサーフェスで対戦したから、難しい試合になることはわかっていた。彼女はアグレッシブな選手で、グラスコートではそれが大きな違いになる」とアンドレエワは試合後のオンコートインタビューで語った。

「冷静さを保てたかわからないけど、とにかくすべてのポイントでファイトしようとした。できるだけ多くのボールを返し、とにかく戦ったわ」

 18歳のアンドレエワは次のラウンドで、ドナ・ベキッチ(クロアチア)を2-6 6-2 6-4で破って勝ち上がったリンダ・ノスコバ(チェコ)と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-3 6-7(2) 6-3で振りきり、ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)は1セットダウンから巻き返して第7シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に3-6 6-4 7-6(7)で競り勝ち、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではアレクサンドロワが第4シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と、アダッド マイアは第2シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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