「ラッキーじゃないかな?」ナダルが奮闘の末にベレッティーニを倒して決勝へ [USオープン]

今年最後のグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、ラファエル・ナダル(スペイン)はより大きく、より若い相手に対して第1セットのタイブレークで一時0-4とリードされていた。しかし彼は、そこから相手を苦しめるための道を見つけ出した。
そんな訳で記者たちが試合後に知りたがったのは、ナダルがその時点で次のセットでどうやってカムバックするかという先のことを考えていたのかという点だった。
「いいや」と彼はすぐさま頭を横に振りながら答えた。
「僕のゴールは、そのポイントを取ることだった」
もちろん、ナダルはその通りにした。とはいえ彼はすぐにそのセットを落とすまであと1ポイントという立場に2度立たされることになるのだが、彼は決してパニックに陥らず、決して意気消沈することを自分に許さなかった。
彼は持ち前のタフさを見せ、執拗に食い下がった。そうして第24シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)の勢いがわずかに弱まるのを待ち、それからパンチを繰り出した。
その金曜日の夜、第2シードのナダルはベレッティーニに対して7-6(6) 6-4 6-1の勝利をおさめ、4度目のUSオープン優勝と記録保持者フェデラーにあと1つと迫る19回目のグランドスラム制覇に向けてまた一歩近づいた。
「僕はちょっぴりラッキーだったんじゃないかな」とナダルは試合後にコメントした。
彼は大会最終日の決勝で、第5シードのダニール・メドベデフ(ロシア)と対戦する。
Pick up
-
PR | 2025-11-12
「多面的支援を力に 」-----ノアインドアステージ所属の市川泰誠選手が 全日本選手権で準優勝
10月5日から12日まで開催された全日本選手権で、ノアインド
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] (堀内昌一 著)書籍&電子書籍、QRコード付/動画視聴可
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2025-09-09
テニス解剖学 第2版 -新スポーツ解剖学シリーズ- (ポール・ローテルト著、マーク・コバクス著、佐藤文平 訳・監訳)発売
テニス解剖学 第2版テニスの筋力、スピード、パワー、動きのス
-
2025-07-04
子どもがテニスを始めたら読む本〈10人の賢者に聞いた86の習慣〉(秋山英宏 著)
この本の主人公はテニスを始めたばかりの子を持つおとうさん、お
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
Pick up
-
PR | 2025-11-12
「多面的支援を力に 」-----ノアインドアステージ所属の市川泰誠選手が 全日本選手権で準優勝
10月5日から12日まで開催された全日本選手権で、ノアインド
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] (堀内昌一 著)書籍&電子書籍、QRコード付/動画視聴可
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2025-09-09
テニス解剖学 第2版 -新スポーツ解剖学シリーズ- (ポール・ローテルト著、マーク・コバクス著、佐藤文平 訳・監訳)発売
テニス解剖学 第2版テニスの筋力、スピード、パワー、動きのス
-
2025-07-04
子どもがテニスを始めたら読む本〈10人の賢者に聞いた86の習慣〉(秋山英宏 著)
この本の主人公はテニスを始めたばかりの子を持つおとうさん、お
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
人気記事
新着記事
シェア
部員登録
メニュー

