ダニエル太郎がダイレクトインで今季5度目のツアー本戦入りも1回戦で世界493位の地元選手に逆転負け [ミフェル・オープン]

写真はダニエル太郎(エイブル)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ミフェル・テニス・オープン」(メキシコ・ロス カボス/7月14~19日/賞金総額88万9890ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、ダニエル太郎(エイブル)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した世界ランク493位のアレックス・エルナンデス(メキシコ)に6-3 5-7 4-6で逆転負けを喫した。

 3-3から2度連続で相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したダニエルは第2セットも5-2とリードしたが、そこから5ゲームを連取して試合を振り出しに戻したエルナンデスが第3セット第3ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって2時間27分でツアーレベルのマッチ2勝目をもぎ取った。

 同大会に2年連続4度目の出場となる32歳のダニエルは、2019年に本戦で1勝(シングルス)をマーク。5年ぶりにプレーした昨年は、1回戦でマルコス・ギロン(アメリカ)に4-6 5-7で敗れていた。

 この結果でエルナンデスは、ダニエルとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2023年2月にアカプルコ(ATP500/ハードコート)の予選で一度顔を合わせており、ダニエルが6-2 6-1で勝っていた。

 エルナンデスは次のラウンドで、第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 予選には内山靖崇(積水化学工業)が第3シードで出場していたが、初戦でタハ・バーディ(モロッコ)に4-6 4-6で敗れていた。

 そのほかの日本勢はダブルスにジョシュア・パリス(イギリス)/柚木武(イカイ)がエントリーしており、初戦の相手はブレイク・ベイルドン/トリスタン・スクールケイト(ともにオーストラリア)となっている。

 ミフェル・オープンはATPツアー250に格付けされる大会で、シングルス28ドロー&ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Altは繰り上がり出場

予選結果|日本人選手

予選1回戦

●9内山靖崇(日本/積水化学工業)[3] 4-6 4-6 ○10タハ・バーディ(モロッコ)[Alt]

上位出場選手シード順位|男子シングルス

アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[1]
アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)[2]
デニス・シャポバロフ(カナダ)[3]
カンタン・アリス(フランス)[4]

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写真◎Getty Images

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