内島/ジェンとのシード対決を制したキッチュノック/二宮が決勝進出 [ハンブルク・オープン]

写真は2021年BNPパリバ・テニス選手権イスタンブールでの二宮真琴(エディオン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「MSCハンブルク女子オープン」(WTA250/ドイツ・ハンブルク/7月14~20日/賞金総額27万5094ドル/クレーコート)の女子ダブルス準決勝で、第1シードのナディヤ・キッチュノック(ウクライナ)/二宮真琴(エディオン)が第3シードの内島萌夏(安藤証券)/ジェン・サイサイ(中国)に6-3 5-7 [10-8]で競り勝ち、同ペアでの初優勝に王手をかけた。

 第1セットを落とした内島/ジェンは1-5から6ゲームを連取して第2セットを取り返したが、キッチュノック/二宮がマッチタイブレークで迎えた2度目のマッチポイントをものにして1時間45分で辛勝した。

 二宮とキッチュノックのコンビは、今回が2度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ2023年2月のリヨン(WTA250/室内ハードコート)では、2試合を勝ち抜きベスト4まで勝ち進んでいた。

 今大会でのキッチュノック/二宮は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のノマ・ノハ アクゲ/ナスターシャ・シュンク(ともにドイツ)を6-3 6-2で、準々決勝ではイリナ・バラ(ルーマニア)/ラルカ・シェルバン(キプロス)を6-4 7-5で破って4強入りを決めていた。

 キッチュノック/二宮は決勝で、アンナ・ボンダール(ハンガリー)/アランチャ・ラス(オランダ)とユリア・グラベール/ジンヤ・クラウス(ともにオーストリア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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