5年ぶりに出場のブブリクが初戦突破でマッチ5連勝「本当に温かい歓迎を受けた」 [ジェネラリ・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ジェネラリ・オープン」(ATP250/オーストリア・チロル州キッツビューエル/7月20~26日/賞金総額59万6035ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、5年ぶりに出場した第1シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)がチアゴ アグスティン・ティランテ(アルゼンチン)を6-3 6-4で退け8強入りを決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ブブリクはこの試合が初戦だった。試合を通して17本のサービスエースを含む30本のウィナーを決めたブブリクは第2セット第2ゲームで直面した3つのブレークポイントをすべてセーブし、各セットで一度ずつ相手のサービスゲームを破って1時間13分で試合を締めくくった。

 前週のグスタードでクレーコートで初のツアー優勝を飾った28歳のブブリクは、連勝を「5」に伸ばした。

「本当に温かい歓迎を受けた。来てくれたファンの皆さんに感謝している」とブブリクは試合後のオンコートインタビューで語った。

「今日は凄く調子がよかった。ここ数ヵ月はかなりいいプレーができているけど、試合ごとに状況は違う。目の前の試合に取り組むよう心掛けている」

 ブブリクは次のラウンドで、第8シードのマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を7-5 6-4で破って勝ち上がった同胞のアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)と対戦する。

 そのほかの試合では第6シードのアルトゥール・リンデルネック(フランス)、アルトゥール・カゾー(フランス)、ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)、チアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)、予選勝者のヤニック・ハンフマン(ドイツ)とヤン レナード・ストルフ(ドイツ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 カゾーが第7シードのフランシスコ・コメサーニャ(アルゼンチン)を6-4 7-6(7)で振りきり、ザイブチ ビルチが第4シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に7-5 7-5で競り勝ち、ストルフは第3シードのペドロ・マルチネス(スペイン)を6-2 6-2で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

 準々決勝ではリンデルネックがハンフマンと、カゾーがストルフと、ファン デ ザンツフープはザイブチ ビルチと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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