ズベレフが前年覇者ポプリンに対する準々決勝で逆転勝利「彼はリズムに乗せると厄介」 [ATPトロント]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ナショナルバンク・オープン」(ATP1000/カナダ・オンタリオ州トロント/7月27日~8月7日/賞金総額919万3540ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第18シードのアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)に6-7(8) 6-4 6-3で逆転勝利をおさめてベスト4進出を決めた。

 すべてサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に落としたズベレフは5-4から2度目のブレークに成功して第2セットを取り返し、第3セットで3-0とリードすると残りのサービスゲームをきっちりキープして2時間42分で競り勝った。

 ポプリンはモントリオールで開催された昨年の大会でキャリア最大のタイトルを獲得したが、同大会での連勝は「9」でストップした。

「第1セットを落としたけど、お互いにかなりいいプレーをしていたと自分に言い聞かせなければならなかった。(タイブレークの)終盤でいくつかミスをしたし、非常に不運なコードボールもあった。でも全体的にハイレベルだったし、このまま続けていけばチャンスはあると思っていた」とズベレフは試合を振り返った。

「彼(ポプリン)はビッグサーバーだから、序盤は適切なリターンポジションを見つけなければならなかった。リズムに乗せてしまったら厄介だからね。第2セットと第3セットではそれができた。第2セットで雑になってしまったサービスゲームがあったけど、それ以外はかなりいいプレーができたと思う」

 2017年大会チャンピオンのズベレフは次のラウンドで、第26シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)を6-4 7-6(3)で破って勝ち上がった第11シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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