シナーが準々決勝で2ゲームしか落とさずオジェ アリアシムに圧勝「今日はリターンが凄くよかった」 [シンシナティ・オープン]

写真はヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(ATP1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月7~18日/賞金総額919万3540ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が第23シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を6-0 6-2で退けベスト4進出を決めた。

 1ゲームも落とさず第1セットを先取したシナーは第2セット第1ゲームでサービスダウンを喫して0-2とリードを許したが、続く6ゲームを連取して1時間11分で快勝した。

 先月のウインブルドンで4度目のグランドスラム制覇を果たした23歳のシナーは、連勝を「11」に伸ばした。

「今日はリターンが凄くよかったと感じている。それがカギだったと思う。それが自信となっていいサービスを打つことができた」とシナーは試合を振り返った。

「第2セットでブレークされたときは少し調子を落としていた。流れが変わりかねなかったけど、早めにブレークバックできてよかったよ」

 ディフェンディング・チャンピオンのシナーは次のラウンドで、第7シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)を6-2 6-3で破って勝ち上がった予選勝者のテレンス・アトマン(フランス)と対戦する。

 そのほかの試合では第5シードのベン・シェルトン(アメリカ)が第22シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)をで倒し、前日に8強入りを決めていた第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に対する準々決勝に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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