アルカラスがバトルの末にルブレフを退けベスト4に進出「第2セットで何度か集中力が途切れてしまったけど…」 [シンシナティ・オープン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(ATP1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月7~18日/賞金総額919万3540ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第9シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に6-3 4-6 7-5で競り勝ちベスト4進出を決めた。

 2度サービスダウンを喫して第1セットを落としたルブレフは3-3から初のブレークに成功して第2セットを取り返すと第3セット3-5から5-5に追いついたが、精神的に持ち堪えたアルカラスが続く2ゲームを連取して2時間17分で勝利をもぎ取った。

 緊張感の高まる第3セットでアルカラスは15本のアンフォーストエラーと3本のダブルフォールトを犯したが、最後は気迫に満ちたプレーを続けていたルブレフのダブルフォールトで激闘に終止符が打たれた。

「第2セットで何度か集中力が途切れてしまったけど、試合を通してポジティブな気持ちでプレーすることができた。アンドレイのような選手を相手にそんなことが2~3ポイントもあればセットを失うか試合に負けてしまうことになりかねないからね」とアルカラスは試合後に語った。

「第3セットに突入すれば本当に厳しい戦いになるけど、その瞬間を受け入れることが大事なんだ。僕はそういう試合が大好きだ」

 アルカラスは次のラウンドで、第5シードのベン・シェルトン(アメリカ)を6-2 6-2で破って勝ち上がった第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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