キツマノビッチに今季2連勝のコルダがベスト4に進出「アグレッシブなプレーを徹底するよう心掛けた」 [ウィンストンセーラム・オープン]

写真は男子シングルス3回戦でのセバスチャン・コルダ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ウィンストンセーラム・オープン」(ATP250/アメリカ・ノースカロライナ州ウィンストンセーラム/8月17~23日/賞金総額79万8335ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第11シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)が第13シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を6-1 6-4で退けベスト4進出を決めた。

 1-1から5ゲームを連取して第1セットを先取したコルダは第2セット4-3からブレークバックを許したが、続く2ゲームを連取して1時間8分で試合を締めくくった。

 ふたりはこれが3度目の対決だったが、2022年3月のマイアミ3回戦(キツマノビッチから7-6(4) 6-3)で敗れていたコルダが2勝1敗と勝ち越した。今シーズンは1月にアデレードの準決勝でプレーし、コルダが6-3 7-6(4)で勝っていた。

 右脛の疲労骨折で戦線を離脱していた25歳のコルダは、3回戦で敗れた5月のフレンチ・オープン以来となる復帰戦に臨んでいる。

「いい試合だったと思う。今年の序盤に対戦していたから、その試合でいくつか戦術を思いついていたんだ」とコルダは試合後に語った。

「うまく実行できたと思う。ネットにもどんどん出てアグレッシブなプレーを徹底するよう心掛けた。ミオミルはリターンが凄くいいからファーストサーブの確率を上げることが重要だったけど、かなりうまくいったと思う」

 コルダは次のラウンドで、第12シードのジャウメ・ムナール(スペイン)を7-5 6-3で破って勝ち上がったマートン・フチョビッチ(ハンガリー)と対戦する。

 そのほかの試合では第9シードのジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)がハマド・メジェドビッチ(セルビア)を7-6(8) 6-2で倒して4強入りを決めたが、ブ・ユンチャオケテ(中国)とボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)の準々決勝は第2セット途中(ファン デ ザンツフープから6-3 4-3)で雨により順延となった。

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写真◎Getty Images

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