今季グランドスラム無冠の世界1位サバレンカがタイトル防衛に向けた挑戦をスタート [USオープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がレベッカ・マサロバ(スイス)を7-5 6-1で退けタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。試合時間は1時間21分。

 同大会に10年連続出場(2016年と17年の予選敗退を含む)となる27歳のサバレンカは、昨年の大会でタイトルを獲得。第2シードで臨んだサバレンカは2年連続で決勝に進出し、ジェシカ・ペグラ(アメリカ)に7-5 7-5で勝って3度目のグランドスラム制覇を果たした。

 今シーズンのサバレンカはWTA1000シリーズ2大会を含む3勝を挙げているが、オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)とフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)ではいずれも準優勝に終るなど四大大会無冠で今大会を迎えている。

 ディフェンディング・チャンピオンのサバレンカは次のラウンドで、ヌリア・パリザス ディアス(スペイン)が第1セット2-2の時点で棄権したため勝ち上がったポリーナ・クデルメトワ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第31シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)、第32シードのマッカートニー・ケスラー(アメリカ)、2021年大会チャンピオンのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)、マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)、日本の内島萌夏(安藤証券)、予選勝者のテレサ・バレントバ(チェコ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したキャティ・マクナリー(アメリカ)、予選勝者のジャニス・チェン(インドネシア)が2回戦に駒を進めた。

 第24シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)はグランドスラム本戦デビューを果たしたチェンに4-6 6-4 4-6で敗れ、シードダウン第1号となった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

大会初日◎8月24日|主な試合結果

女子シングルス1回戦

○1アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[1] 7-5 6-1 ●2レベッカ・マサロバ(スイス)

○4ポリーナ・クデルメトワ(ロシア)2-2 Ret. ●3ヌリア・パリザス ディアス(スペイン)

○8レイラ・フェルナンデス(カナダ)[31] 6-2 6-1 ●7レベッカ・マリノ(カナダ)[Q]

○20テレサ・バレントバ(チェコ)[Q] 6-3 3-6 6-4 ●19ルチア・ブロンゼッティ(イタリア)

○21エマ・ラドゥカヌ(イギリス)6-1 6-2 ●22柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)[Q]

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○23ジャニス・チェン(インドネシア)[Q] 6-4 4-6 6-4 ●24ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)[24]

○25マッカートニー・ケスラー(アメリカ)[32] 7-5 7-5 ●26マグダ・リネッテ(ポーランド)

○28マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)6-3 7-6(3) ●27オクサーナ・セレクメテワ(ロシア)[Q]

○52キャティ・マクナリー(アメリカ)[WC] 6-2 6-2 ●51ジル・タイヒマン(スイス)

53内島萌夏(日本/安藤証券)7-6(2) 4-6 7-6(11-9) ●54オルガ・ダニロビッチ(セルビア)

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写真◎Getty Images

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