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2024-09-08

海外ニュース

過去の辛い敗戦を乗り越えたサバレンカが2度目の決勝を制して大会初優勝「誰もがあの感覚を経験できたらと心から思う」 [USオープン]

テニスマガジン編集部

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写真は大会初優勝を飾ったアーニャ・サバレンカ（ベラルーシ／前列中央）（Getty Images）

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　シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」（アメリカ・ニューヨーク／本戦8月26日～9月8日／ハードコート）の女子シングルス決勝で、第2シードのアーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）が第6シードのジェシカ・ペグラ（アメリカ）に7-5 7-5で競り勝ち大会初優勝を飾った。

　激しい攻防の末に第1セットを先取したサバレンカは第2セット3-0から5ゲームを連取されたが、そこで流れを食い止めると最終的に最後の4ゲームを連取して1時間53分で歓喜の瞬間を迎えた。

　サバレンカが四大大会の同種目でタイトルを獲得したのは、2連覇を達成した1月のオーストラリアン・オープン以来でキャリア3度目（準優勝1回）となる。サバレンカは昨年の大会でも決勝に進出したが、ココ・ガウフ（アメリカ）に6-2 3-6 2-6で逆転負けを喫していた。

「ここUSオープンは特別な場所よ。過去にここで何度も厳しい敗戦を経験していた。いつかこの美しいトロフィーを手にする日がくることをいつも願っていた。ずっと夢だった」とサバレンカは試合後の記者会見で語った。

「何があってもそこから学んでより強くなって戻ってきて、決して諦めなかったからこそとても特別なことなの。大きな意味がある」

　第2セット3-5から挽回する過程でサバレンカは一度もセットポイントを握られなかったが、前年の決勝と同じく最終セットに持ち込まれたら状況が一変する可能性は十分あった。

「あの感覚をどう表現したらいいかわからない。泣いたり笑ったり、とにかくすべての感情を同時に味わっている」とサバレンカは試合を振り返った。

「最高のフィーリングだわ。誰もがあの感覚を経験できたらいいのにと心から思うほどよ」

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写真◎Getty Images

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