西岡良仁は初戦敗退、地元アメリカ期待のティアフォーに3連勝ならず [USオープン]

写真は西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、西岡良仁(ミキハウス)は第17シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)に3-6 6-7(6) 3-6で敗れた。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したティアフォーは5-6からのサービスゲームでセットポイントセットを凌いだ末に持ち込んだタイブレーク5-6から3ポイントを連取して第2セットをもぎ取り、第3セット3-2から相手のサービスゲームを破って2時間28分で勝利を決めた。

 押し気味だった第2セットを落とした西岡はベンチに戻るとラケットをコートに叩きつけて破壊し、コードバイオレーションを受けた。

 同大会に8年連続11回目の出場となる29歳の西岡は、2015年と19年に本戦で1勝ずつをマーク。昨年は1回戦でミオミル・キツマノビッチ(セルビア)と対決したが、第5セット(キツマノビッチから7-6(2) 2-6 5-7 7-5 1-0)でケイレンに見舞われリタイアを余儀なくされていた。

 ふたりはこれがツアーレベルで6度目の対決だったが、2連敗中だったティアフォーが4勝目を挙げた。今シーズンは2月にダラス(ATP500/室内ハードコート)の2回戦でプレーして西岡が3-6 6-4 6-3で勝っていた。

 ティアフォーは次のラウンドで、予選勝者のマーティン・ダム(アメリカ)と対戦する。ダムは1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した同胞のダーウィン・ブランチ(アメリカ)を6-3 6-4 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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