モントリオール準優勝でシード復帰の大坂が初戦に勝利「何としても勝ちたかった」 [USオープン]

写真は産休から復帰後初めてシード選手として臨むグランドスラム大会を勝利でスタートした大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で第23シードの大坂なおみ(フリー)が世界ランク106位のグリート・ミネン(ベルギー)を6-3 6-4で倒し、産休から復帰後初めてシード選手として臨む四大大会を勝利でスタートした。

 元世界ナンバーワンの大坂がグランドスラム大会にシード選手として臨むのは、3回戦でアマンダ・アニシモワ(アメリカ)に6-4 3-6 6-7(5-10)で惜敗した2022年オーストラリアン・オープン以来となる。

 ワンブレークずつで迎えた3-3から2度連続で相手のサービスゲームを破って第1セットを先取した大坂は第2セット3-3からサービスダウンを喫したが、続く3ゲームを連取して1時間23分で試合を締めくくった。

 夏の北米ハードコートシーズン2大会でプレーした大坂は、WTA1000シリーズのモントリオールで準優勝を飾るなど7勝2敗の戦績を残した。

「正直に言って、もっといい姿勢で臨むべきだったと思う。とにかく本当にストレスを感じていた。初戦だったし、この大会は私にとって凄く重要だから何としても勝ちたかったの」と大坂は試合後に語った。

「結果よりもプロセスを考えたほうがよかったと思うけど、勝つことができて本当にうれしいわ」

 2018年&20年大会チャンピオンの大坂は次のラウンドで、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)を7-5 6-3で破って勝ち上がったヘイリー・バティスト(アメリカ)と対戦する。

 ふたりは1月のオークランド準々決勝と3月のマイアミ3回戦で対決して大坂が連勝しているが、いずれもフルセット(オークランド:6-7(2) 6-1 6-2、マイアミ:7-6(6) 3-6 6-4)で決着がついている。

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写真◎Getty Images

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