2021年大会女王ラドゥカヌがインドネシアの新鋭チェンに対する2回戦に快勝「彼女は非常に危険な相手」 [USオープン]

写真はエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、2021年大会チャンピオンのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が予選から勝ち上がってきた23歳のジャニス・チェン(インドネシア)を6-2 6-1で退けベスト32に進出した。

 第1セット第3ゲームで3つのブレークポイントをセーブしてキープしたラドゥカヌは4-2から7ゲームを連取して突き放し、最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして60分で快勝した。

 ペパーダイン大学で腕を磨いたチェンは世界ランク400位台で今季をスタートしたが、ITFツアーで6勝を挙げる過程でマッチ27連勝を飾るなど55勝10敗の戦績で149位まで上げて今回初めてグランドスラム予選に挑戦した。

 順調に勝ち進んだチェンは最終ラウンドで日本の伊藤あおい(SBC メディカルグループ)に6-1 6-2で下し、本戦1回戦では第24シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-4 4-6 6-4で倒す番狂わせを演じていた。

「(チェンは)非常に危険な相手だわ。彼女はかなりいいプレーをしていた。中途半端な返球は簡単に決められていた。だから今日のパフォーマンスには本当に満足している」とラドゥカヌは試合後のオンコートインタビューで語った。

「もちろん完全に警戒してプレーしていた。主導権を握り続け、彼女にあまりコートの中に踏み込ませないようにできて凄くうれしい」

 ラドゥカヌは次のラウンドで、予選勝者のテレサ・バレントバ(チェコ)を6-3 7-6(7)で破って勝ち上がった第9シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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