テニス 本井満さん死去 元デ杯選手、男女代表監督、晩年はジュニア育成・強化に尽力

写真◎Getty Images


 日本テニス協会常務理事の本井満(もとい・みつる)さんが8月27日、心不全のため死去した。83歳。

 本井さんは1941年8月29日生まれ、大阪府八尾市出身。関西学院大学卒。1963年のユニバーシアード・ポルト・アレグレ(ブラジル)大会で、シングルス銅メダル、ダブルス銀メダルを獲得した。

 また、1963、65年にはデビスカップ代表選手として活躍。その後、83、84年フェデレーションカップ(現ビリージーンキングカップ)代表監督、88年デビスカップ代表監督を務めた。また、84年ロサンゼルス五輪と88年ソウル五輪の日本代表監督でもあった。

 晩年はジュニアの育成・強化に尽力し、子どもたちの将来につながるようにと長期間の海外遠征に同行、ともに時間を過ごす指導を続けた。その経験が糧となり、のちにプロテニスプレーヤーとなった選手たちがいる。

 ご家族の意向により、葬儀はすでに親族のみで執り行われた。
 
 故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます

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