ジュニアグランドスラム史上初となるブルガリア人対決の決勝で勝ったイワノフがディミトロフ以来の快挙 [USオープン]

写真はジュニア男子シングルスで優勝を飾ったイバン・イワノフ(ブルガリア)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)のジュニア男子シングルス決勝で、第1シードのイバン・イワノフ(ブルガリア)が第5シードのアレクサンダル・バシレフ(ブルガリア)との同胞対決を7-5 6-3で制して優勝を飾った。

 5-3からブレークバックを許して5-5に追いつかれたイワノフは続く2ゲームを連取して第1セットを先取し、第2セット5-2からサービスダウンを喫した直後のレシーブゲームで迎えた2度目のチャンピオンシップポイントをものにして1時間15分で勝利を決めた。

 ジュニアグランドスラムの決勝がブルガリア人対決となったのは史上初の出来事だったが、ジュニア世界ナンバーワンのイワノフは2008年のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)以来となるウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)とUSオープンのジュニア部門2大会連続制覇の快挙を成し遂げた。

 ATPランキング926位のイワノフと同987位のバシレフはデビスカップのブルガリア代表メンバーに入っており、9月13日と14日にホームで開催されるワールドグループⅠフィンランド戦にチームメイトとして臨む予定になっている。


ジュニア男子シングルスで優勝を飾ったイバン・イワノフ(ブルガリア/右)と準優勝のアレクサンダル・バシレフ(ブルガリア)(Getty Images)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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