第3セット4-5で0-40のピンチを凌いだグラノイェルス/ゼバロスが2度目のグランドスラム制覇 [USオープン]

写真は男子ダブルスで優勝を飾ったマルセル・グラノイェルス(スペイン/左)とホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、第5シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)が第6シードのジョー・ソールズベリー/ニール・スクプスキー(ともにイギリス)に3-6 7-6(4) 7-5で逆転勝利をおさめて優勝を飾った。

 四大大会に参戦するのが22回目となるグラノイェルス/ゼバロスがタイトルを獲得したのは、6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来で2度目(準優勝3回)となる。

 3-4からサービスダウンを喫して第1セットを落としたグラノイェルス/ゼバロスはすべてサービスキープで進んだ第2セットをタイブレークの末に取り返し、第3セット4-5から0-40のピンチを凌いでキープした直後に初のブレークに成功して2時間24分で競り勝った。

 両ペアはこれが今季のグランドスラム大会で3度目の対決だったが、ソールズベリー/スクプスキーは3連敗を喫した。全仏では決勝で対戦し、グラノイェルス/ゼバロスが6-0 6-7(5) 7-5で勝っていた。

 今大会でのグラノイェルス/ゼバロスは1回戦でミオミル・キツマノビッチ/ハマド・メジェドビッチ(ともにセルビア)を6-3 7-6(2)で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のマッケンジー・マクドナルド/イーサン・クイン(ともにアメリカ)を6-2 6-2で、3回戦でアダム・パブラシェク(チェコ)/ヤン・ジエリンスキ(ポーランド)を6-7(1) 6-3 7-6(10-4)で、準々決勝でコンスタンティン・フランツェン(ドイツ)/ロビン・ハッサ(オランダ)を7-5 3-6 7-5で、準決勝ではロバート・キャッシュ/JJ・トレイシー(ともにアメリカ)を6-3 3-6 6-1で破って決勝進出を決めていた。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles