今季不振のタビロが第2シード撃破で昨年10月以来のツアー8強入り「これが新たなスタートになるよう願っている」 [成都オープン]

写真はアレハンドロ・タビロ(チリ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「成都オープン」(ATP250/中国・四川省成都/9月17~23日/賞金総額119万210ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で予選勝者のアレハンドロ・タビロ(チリ)が第2シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)を6-4 6-3で倒し、ツアーレベルで昨年10月以来のベスト8進出を決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ダルデリはこの試合が初戦だった。5-4から初のブレークに成功して第1セットを先取したタビロは第2セットも3-0とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間26分で試合を締めくくった。

 手首と腹筋のケガに苦しめられたタビロは厳しいシーズンを送っており、昨年7月に自己最高の19位をマークした世界ランクを112位まで落としている。

「ルチアーノは非常にいいプレーをするとわかっていたから、とにかく食らいついて安定したプレーをしなければならなかった。チームがサポートしてくれたおかげでこの試合を乗り越えることができて本当によかったよ」とタビロは試合後のオンコートインタビューで語った。

「今年は厳しいシーズンになっているけど、少しリズムを取り戻すことができて凄くうれしい。これが新たなスタートになるよう願っている」

 シードダウンを演じたタビロは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した20歳のジョウ・イー(中国)を6-2 6-4で破って勝ち上がったクリストファー・オコネル(オーストラリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第4シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)がディフェンディング・チャンピオンで20歳のシャン・ジュンチャン(中国)を7-5 6-3で退け、マルコス・ギロン(アメリカ)は第8シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を6-4 6-4で下し、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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