アランゴがラッキールーザーのチャンスを活かして本戦白星デビュー「昼寝をしようと思っていたら電話がかかってきた」 [チャイナ・オープン]

写真はエミリアーナ・アランゴ(コロンビア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月24日~10月5日/賞金総額896万3700ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、エミリアーナ・アランゴ(コロンビア)がスーザン・ラメンズ(オランダ)を6-3 6-3で下して本戦白星デビューを飾った。

 今大会に予選の第1シードで出場していたアランゴは最終ラウンドで第15シードのエラ・ザイデル(ドイツ)に4-6 5-7で敗れたが、ワン・ヤファン(中国)が腰のケガを理由に棄権したためラッキールーザーで本戦入りが決まっていた。

 4-2から2度目のブレークバックを許したあと2ゲームを連取して第1セットを先取したアランゴは第2セットも3-0とリードし、一度も相手にリードされることなく1時間29分で勝利を決めた。

「本を読んでいて、1章読み終えたら昼寝をしようと思っていたら電話がかかってきたの」とアランゴは試合後のオンコートインタビューで明かした。

「電話があったときにコーチたちはほとんど昼寝をしていたのよ。それから急いで準備を整えてコートに出たんだけど、かなりいいプレーができたわ」

 アランゴは次のラウンドで、右肘の手術を経て7月のウインブルドン以来となる復帰戦に臨む第7シードのジェン・チンウェン(中国)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 そのほかの試合では19歳のマヤ・ジョイント(オーストラリア)、ルイ・ボワソン(フランス)、ジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)、アナスタシア・ポタポワ(ロシア)、予選勝者のクリスティーナ・ブクサ(スペイン)、ソネイ・カルテル(イギリス)、ゼイネップ・ソンメズ(トルコ)、カミラ・オソリオ(コロンビア)らが2回戦に駒を進めた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)

女子シングルス1回戦|試合結果◎9月25日

○3ユアン・ユエ(中国)[WC] 6-3 6-3 ●4ユリア・プティンセバ(カザフスタン)

○6カミラ・オソリオ(コロンビア)7-5 6-7(5) 7-5 ●5アン・リー(アメリカ)

○11ルイ・ボワソン(フランス)7-6(6) 5-7 6-2 ●12ダルマ・ガルフィ(ハンガリー)[Q]

○14エレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)6-2 6-2 ●13レベッカ・スランコバ(スロバキア)

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○19アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)[Q] 6-7(4) 7-5 6-1 ●20ジャニス・チェン(インドネシア)[Q]

○22エラ・ザイデル(ドイツ)[Q] 7-5 6-4 ●21マグダレナ・フレッヒ(ポーランド)

○28クリスティーナ・ブクサ(スペイン)[Q] 6-2 6-4 ●27ドナ・ベキッチ(クロアチア)

○29アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)7-6(1) 6-2 ●30ユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)

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○36ジュ・リン(中国)[WC] 6-1 6-3 ●35内島萌夏(日本/安藤証券)[Q]

○37ジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)6-4 6-0 ●38ジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)

○44マヤ・ジョイント(オーストラリア)6-3 6-2 ●43ビクトリア・ヒメネス カシンツェバ(アンドラ)[Q]

○45ソネイ・カルテル(イギリス)6-3 6-2 ●46アリシア・パークス(アメリカ)

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○51ゼイネップ・ソンメズ(トルコ)6-2 6-0 ●52ウェイ・シージャ(中国)[WC]

○54アナスタシア・ポタポワ(ロシア)6-3 6-4 ●53カテリーナ・シニアコバ(チェコ)

○60ワン・シユ(中国)[WC] 7-5 6-1 ●59グオ・ハンユー(中国)[WC]

○62エミリアーナ・アランゴ(コロンビア)[LL] 6-3 6-3 ●61スーザン・ラメンズ(オランダ)

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写真◎Getty Images

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