ビリージーンキングカップをケガで欠場した大坂なおみは初戦で過去4戦負けなしだったサスノビッチに逆転負け [チャイナ・オープン]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月24日~10月5日/賞金総額896万3700ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第12シードの大坂なおみ(フリー)は世界ランク130位で予選勝者のアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)に6-1 4-6 2-6で逆転負けを喫した。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、大坂はこの試合が初戦だった。大坂はビリージーンキングカップ・ファイナルズ(中国・深圳/9月16~21日/室内ハードコート)の日本代表に選ばれていたが、ケガを理由に欠場していた。

 1ゲームしか取れずに第1セットを落としたサスノビッチは2-4からブレークバックに成功すると6-5からふたたび相手のサービスゲームを破って第2セットを取り返し、第3セットでは主導権を握って1時間56分で勝利を決めた。

 同大会に2年連続6度目(2016年の予選敗退を含む)の出場となる27歳の大坂は、2019年にタイトルを獲得。5年ぶりにプレーした昨年はココ・ガウフ(アメリカ)に対する4回戦を腰のケガを理由に第2セット終了後(大坂から6-3 4-6)に棄権していた。

 ふたりはこれが5度目の対決だったが、大坂は初黒星を喫した。直近では2019年8月にシンシナティ(WTA1000/ハードコート)の2回戦で顔を合わせ、大坂が7-6(3) 2-6 6-2で勝っていた。

 夏の北米ハードコートシーズン3大会でプレーした元世界ナンバーワンの大坂はWTA1000シリーズのモントリオールで準優勝を飾ったあとUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で4強入りし、世界ランクを14位まで戻して今大会を迎えていた。

 シードダウンを演じたサスノビッチは次のラウンドで、第23シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)と対戦する。コスチュクは2回戦で、予選勝者のエラ・ザイデル(ドイツ)を6-1 6-1で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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