前年ベスト8のアンドレエワが初戦に快勝「もっと上を目指してベストを尽くす」 [チャイナ・オープン]

写真はミルラ・アンドレエワ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月24日~10月5日/賞金総額896万3700ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第4シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジュ・リン(中国)を6-2 6-2で下して好スタートを切った。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、アンドレエワはこの試合が初戦だった。4-1からサービスダウンを喫したあと2ゲームを連取して第1セットを先取したアンドレエワは第2セットも5-1とリードし、最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間18分で快勝した。

「昨年はこのコートでプレーした準々決勝で負けてしまった。だからそのことは考えないようにして、ここでプレーするすべての試合を楽しみたいと思う」とアンドレエワは試合後のオンコートインタビューで語った。

「今年はここで準々決勝のハードルを乗り越え、もっと上を目指してベストを尽くすつもりよ」

 アンドレエワは次のラウンドで、第29シードのダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)を7-5 6-4で破って勝ち上がったジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)と対戦する。

 この日プレーしたアンドレエワ以外のトップ10プレーヤーは第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)、第5シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、右肘の手術を経て7月のウインブルドン以来となる復帰戦に臨んだ第7シードのジェン・チンウェン(中国)が揃って初戦を突破した。

 そのほかの試合では第16シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)、第23シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)、第26シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)、第30シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)、19歳のマヤ・ジョイント(オーストラリア)、ルイ・ボワソン(フランス)、アナスタシア・ポタポワ(ロシア)、ソネイ・カルテル(イギリス)、ゼイネップ・ソンメズ(トルコ)、カミラ・オソリオ(コロンビア)、予選勝者のアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)が3回戦に駒を進めた。

 第10シードのクララ・タウソン(デンマーク)、2019年大会チャンピオンで第12シードの大坂なおみ(フリー)、第14シードのダリア・カサキナ(オーストラリア)、第17シードのディアナ・シュナイダー(ロシア)、第19シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)、第21シードのビクトリア・エムボコ(カナダ)、第28シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)はそれぞれ初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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