3つのマッチポイントを凌いだボパンナ/柚木武が第1シードペアに競り勝ち決勝進出 [木下グループジャパンオープン]

写真はDIALECTICツーク・オープンでの柚木武(イカイ)(写真提供◎柚木武:イカイ所属)


 国内唯一のATPツアー公式戦「木下グループジャパンオープン」(ATP500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦9月24~30日/賞金総額222万6470ドル/ハードコート)の男子ダブルス準決勝で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したロハン・ボパンナ(インド)/柚木武(イカイ)が1セットダウンから巻き返して第1シードのクリスチャン・ハリソン/エバン・キング(ともにアメリカ)に4-6 6-3 [18-16]で競り勝ち初優勝に王手をかけた。

 大接戦となったマッチタイブレークでは両ペア合計で8度マッチポイントを凌ぎ、ボパンナ/柚木が6度目のチャンスをものにして1時間34分で勝利を決めた。

 柚木とボパンナのコンビは、今回が2度目のダブルス出場。ふたりが初めてペアを組んだ前週の成都(ATP250/ハードコート)では、1回戦で2度マッチポイントを握りながらもコンスタンティン・フランツェン(ドイツ)/ロビン・ハッサ(オランダ)に3-6 7-6(2) [10-12]で惜敗していた。

 今大会でのボパンナ/柚木は1回戦でキャスパー・ルード(ノルウェー)/ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)を6-3 6-4で、準々決勝では第3シードのマッシモ・ゴンサレス/アンドレス・モルテニ(ともにアルゼンチン)を7-6(5) 7-6(4)で破って4強入りを決めていた。

 ボパンナ/柚木は最終ラウンドで、第2シードのユーゴ・ニス(モナコ)/エドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)と対戦する。ニス/ロジェ バセランは前日に行われた準決勝で、アレクサンダー・エルラー(オーストリア)/ロバート・ギャロウェイ(アメリカ)を7-6(6) 7-6(6)で下して勝ち上がった。

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写真提供◎柚木武:イカイ所属

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