ペグラが3つのマッチポイントを凌いだ末の逆転勝利で16強入り「本当に緊迫していた」 [チャイナ・オープン]

写真はジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月24日~10月5日/賞金総額896万3700ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第5シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)が2021年USオープン優勝者で第30シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)に3-6 7-6(9) 6-0で逆転勝利をおさめた。

 ワンブレーク差で第1セットを落としたペグラは1-2からブレークバックした末にもつれ込んだタイブレークで3つのマッチポイントを凌いで第2セットを取り返し、第3セットでは相手に1ゲームも与えず2時間21分で試合を締めくくった。

 ラドゥカヌは昨年6月のイーストボーン2回戦でマッチポイントをセーブしてペグラから初勝利(4-6 7-6(6) 7-5)を挙げていたが、3月のマイアミ準々決勝に続くフルセット負けで3敗目を喫した。

「クレイジーな試合だった。本当に緊迫していたけど、タイブレークに持ち込んでプレッシャーをかけ続けたいと思っていた」とペグラは試合を振り返った。

「正直に言って、(マッチポイントに直面していたときの)バックハンドのウィナー2本は少しラッキーだったと思う。でも私はできる限り戦い続けようと考えていた」

 ペグラは次のラウンドで、予選勝者のアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)を6-4 6-2で破って勝ち上がった第23シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)、第4シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)、第16シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)、第26シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)、アナスタシア・ポタポワ(ロシア)、ソネイ・カルテル(イギリス)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 第7シードのジェン・チンウェン(中国)は7月のウインブルドン以来となる復帰戦に臨んでいたが、ノスコバに4-6 6-3 0-3とリードされた時点で手術を受けた右肘の痛みにより棄権した。

 トップハーフ(ドローの上半分)の4回戦ではシフィオンテクがナバーロと、アンドレエワがカルテルと、ノスコバはポタポワと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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