ナバーロが過去2試合惨敗していたシフィオンテクを倒して8強入り「少し調整して臨んだ」 [チャイナ・オープン]

写真はエマ・ナバーロ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月24日~10月5日/賞金総額896万3700ドル/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第16シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)が第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を6-4 4-6 6-0で倒してベスト8進出を決めた。

 0-2から逆転して第1セットを先取したナバーロは2-1からブレークバックを許した末に第2セットを取り返されたが、第3セットで競り合いながらも5ゲームを連取すると最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして2時間30分で勝利を決めた。

 試合を通して70本ものアンフォーストエラーを犯したシフィオンテクは前週のソウルで今季3勝目を挙げていたが、連勝は「6」でストップした。

 ふたりが公式戦でプレーしたのはこれが3度目だったが、1月のオーストラリアン・オープン準々決勝を含む過去2試合で5ゲームしか取ることができていなかったナバーロが初勝利を挙げた。

「過去2度対戦していたから、少し調整して臨んだのは確かよ。冷静に安定したプレーをして、テニスに集中したかった。それができたから今夜の試合展開には満足している」とナバーロは試合を振り返った。

「調子はいいけど、改善すべき点は常にある。課題は多いけど今日はこの勝利を楽しみ、明日はまた仕事に戻るわ」

 今季最大の勝利を挙げたナバーロは次のラウンドで、第23シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)を6-3 6-7(4) 6-1で破って勝ち上がった第5シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第26シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)がアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を6-2 6-4で退け、ソネイ・カルテル(イギリス)は第4シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)に7-5 2-6 7-5で競り勝ち、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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