デミノーがストレート勝利で3回戦をクリア「ここのコンディションでは楽な試合などない」 [ロレックス上海マスターズ]

写真はアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ロレックス上海マスターズ」(ATP1000/中国・上海/10月1~12日/賞金総額919万3540ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第7シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)がカミル・マイクシャク(ポーランド)を6-1 7-5で退け16強入りを決めた。

 1-1から3度連続で相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したデミノーは第2セット3-3から一度だけサービスダウンを喫したが、直後に追いつくと6-5からのレシーブゲームで迎えた2度目のマッチポイントをものにして1時間27分で試合を締めくくった。

「今週はコンディションがどれほど厳しくなるかわかっていた。だからコートに立つたびに何とか打開策を見つけて戦う準備をするという心構えで臨んでいる」とデミノーは試合後に語った。

「(湿度が高い)ここのコンディションでは楽な試合などない。第2セットでは落ち着いてブレークを取り返し、2セットで終えることができてよかった。第3セットに突入していたらフィジカル的にきつかったと思う」

 デミノーは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した20歳のシャン・ジュンチャン(中国)を7-6(5) 4-6 6-3で破って勝ち上がったヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)、第12シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、第15シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)、第16シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)、前週の北京で準優勝を飾った19歳のラーナー・ティエン(アメリカ)、アルトゥール・リンデルネック(フランス)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 第18シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)&第23シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)&第26シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)がシード対決でそれぞれ上位選手に敗れ、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と第30シードのキャメロン・ノリー(イギリス)はシードダウンを喫した。

 ティエンがノリーを7-6(4) 6-3で退け、リンデルネックはズベレフに4-6 6-3 6-2で逆転勝利をおさめた。

 トップハーフ(ドローの上半分)の4回戦ではムゼッティがオジェ アリアシムと、ラフェチュカがリンデルネックと、メドベージェフはティエンと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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