望月慎太郎が第4シードのダルデリを倒してキャリア2度目のツアー8強入り、トップ100デビューも確定 [アルマトイ・オープン]

写真はロレックス上海マスターズでの望月慎太郎(木下グループ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アルマトイ・オープン」(ATP250/カザフスタン・アルマトイ/10月13~19日/賞金総額105万5255ドル/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、望月慎太郎(木下グループ)が第4シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)を6-3 6-3で倒してベスト8進出を決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ダルデリはこの試合が初戦だった。望月がツアーレベルで連勝したのは、4強入りした2023年10月の東京(ATP500/ハードコート)以来でキャリア2度目となる。

 ダルデリは2-1からブレークに成功したが、そこから5ゲームを連取して第1セットを先取した望月が第2セット2-1から相手のサービスゲームを破ったリードを守って1時間4分で快勝した。

 この勝利で望月はランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングで92位に浮上し、トップ100デビューが確実となった。

 同大会に初めて出場した22歳の望月は、ダイレクトインで今季5度目のツアー本戦入り。過去4大会での望月はグランドスラム大会(ウインブルドン&全米)で1勝ずつを挙げたが、ATPツアー2大会(トロント&東京)は初戦敗退に終わっていた。

 両者はこれがツアーレベルで初対決だったが、ジュニア時代の2019年5月にサンタ クローチェ スッラルノ(ITFグレード1/クレーコート)の2回戦で一度顔を合わせており、望月が7-5 6-3で勝っていた。

 今大会での望月は1回戦でアルトゥール・カゾー(フランス)を6-4 6-4で破り、大会白星デビューを飾っていた。

 シードダウンを演じた望月は次のラウンドで、第6シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)と対戦する。ミケルセンは2回戦で、アレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)を6-3 6-2で下して勝ち上がった。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles