17歳の園部八奏がバルトゥンコバをストレートで退けプロ転向後の初勝利 [東レPPO]

写真は園部八奏(IMG)(Getty Images)


 国内最大のWTAツアー公式戦「東レ パン・パシフィック・オープンテニス」(WTA500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦10月20日~26日/賞金総額106万4510ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、園部八奏(IMG)が同じくワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したニコラ・バルトゥンコバ(チェコ)を6-4 6-3で倒して大会初勝利を挙げた。

 2-4から4ゲームを連取して第1セットを先取した園部は第2セットも3-0とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして2時間で試合を締めくくった。

 同大会に初めて出場した17歳の園部は、エマ・ラドゥカヌ(イギリス)が欠場したため手にしたワイルドカードでキャリア3度目のツアー本戦入り。園部は内島萌夏(安藤証券)とペアを組んだダブルスでもワイルドカードを受け取ったが、前日に行われた1回戦でチャン・ハオチン(台湾)/ジアン・シンユー(中国)に2-6 4-6で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。園部がツアーレベルで勝ち星を挙げたのは2月のアブダビ(WTA500/ハードコート)以来でキャリア2度目だが、今月のプロ転向後では初となる。

 園部は2回戦で、第10シードのソフィア・ケニン(アメリカ)とワイルドカードを得て参戦した内島の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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