園部八奏は2020年全豪女王&前年の準優勝者ケニンに惜敗で8強入りならず [東レPPO]

写真は園部八奏(IMG)(Getty Images)


 国内最大のWTAツアー公式戦「東レ パン・パシフィック・オープンテニス」(WTA500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦10月20日~26日/賞金総額106万4510ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、園部八奏(IMG)は前年の準優勝者で第10シードのソフィア・ケニン(アメリカ)に6-3 1-6 6-7(2)で惜敗した。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取した園部は1-0から6ゲームを連取して第2セットを取り返され、お互いにピンチを凌ぎながらもすべてサービスキープで突入した第3セットのタイブレークで掴んだ最初のマッチポイントをものにした2020年全豪女王のケニンが2時間18分で勝利をもぎ取った。

 同大会に初めて出場した17歳の園部は、エマ・ラドゥカヌ(イギリス)が欠場したため手にしたワイルドカード(主催者推薦枠)でキャリア3度目のツアー本戦入り。園部は内島萌夏(安藤証券)とペアを組んだダブルスでもワイルドカードを受け取ったが、月曜日に行われた1回戦でチャン・ハオチン(台湾)/ジアン・シンユー(中国)に2-6 4-6で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。今大会での園部は火曜日に行われた1回戦で同じくワイルドカードで出場したニコラ・バルトゥンコバ(チェコ)を6-4 6-3で破り、プロ転向後の初勝利を挙げていた。

 ケニンは次のラウンドで、第3シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)と対戦する。アレクサンドロワは2回戦で、ジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)を6-1 6-2で下して勝ち上がった。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles