森崎可南子/米原実令がITFツアーのダブルスで3度目のタイトル獲得 [能登和倉国際女子オープン]
ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「能登和倉国際女子オープンテニス」(ITFワールドテニスツアーW25/石川県七尾市・和倉温泉運動公園テニスコート/本戦8月27日~9月1日/賞金総額2.5万ドル/砂入り人工芝コート)の本戦5日目は、シングルス準決勝2試合とダブルス決勝が行われた。
シングルスは、第1シードの清水綾乃(Club MASA)がリー・ヤーシュエン(台湾)の第3セット途中棄権で勝ち上がり、第5シードの波形純理(伊予銀行)は井上雅(テニスラウンジ)を6-2 3-6 6-4で破り、決勝は前週の筑波(W25/ハードコート)に続いて日本人対決となった。
ダブルス決勝は、第2シードの森崎可南子(橋本総業ホールディングス)/米原実令(明治安田生命)が第3シードの林恵里奈(福井県スポーツ協会)/今西美晴(島津製作所)を6-1 6-3で倒して優勝を飾った。試合時間は55分。
米原と森崎の筑波大学先輩後輩コンビは、今回がITFツアーで13回目のダブルス出場。同ペアでのタイトル獲得は、4月の柏(W25/ハードコート)以来で3度目となる。
ふたりは大学在学中の2017年に、全日本学生テニス選手権(インカレ)と全日本テニス選手権を制していた。
今大会での森崎/米原は、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)の力石優衣(フジトミ)/小林ほの香(フリー)を6-0 6-4で、準々決勝でスザンヌ・セリック(スウェーデン)/高畑寿弥(フリー)を6-3 6-7(7) [10-8]で、準決勝では第4シードの波形/清水を6-4 2-6 [10-8]で下して決勝進出を決めていた。
西本恵(島津製作所)とのペアで臨んだ昨年の大会を制していた森崎は、ダブルス2連覇を達成した。
大会最終日の9月1日(日)は11時00分から、シングルス決勝が行われる予定。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Ret.は途中棄権
シングルス準決勝
○1清水綾乃(Club MASA)[1] 2-6 7-6(5) 2-1 Ret. ●14リー・ヤーシュエン(台湾)
○25波形純理(伊予銀行)[5/WC] 6-2 3-6 6-4 ●21井上雅(テニスラウンジ)
ダブルス決勝
○16森崎可南子/米原実令(橋本総業ホールディングス/明治安田生命)[2] 6-1 6-3 ●5林恵里奈/今西美晴(福井県スポーツ協会/島津製作所)[3]
※写真は(右から)ダブルス優勝の森崎可南子(橋本総業ホールディングス)、米原実令(明治安田生命)、準優勝の今西美晴(島津製作所)、林恵里奈(福井県スポーツ協会)
写真提供◎能登和倉国際女子オープンテニス実行委員会
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