ワイルドカードでWTAツアー本戦デビューを飾ったウインブルドン・ジュニア優勝者の17歳ポハンコバがシードダウンを演じて8強入り [チェンナイ・オープン]

写真はUSオープンでのミア・ポハンコバ(スロバキア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チェンナイ・オープン」(WTA250/インド・タミルナードゥ州チェンナイ/10月27日~11月2日/賞金総額27万5094ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、17歳のミア・ポハンコバ(スロバキア)が第9シードのディアン・パリー(フランス)を6-3 6-4で倒す番狂わせを演じて8強入りを果たした。

 ジュニア世界ランク3位のポハンコバは7月のウインブルドン・ジュニアでノーシードから優勝を飾っており、今大会でワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取りWTAツアー本戦デビューを飾っていた。

 0-3から3度連続でブレークに成功して第1セットを先取したポハンコバは第2セットも2-0とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間45分で勝利を決めた。

 ポハンコバは次のラウンドで、前回開催された2022年大会チャンピオンのリンダ・フルビルトバ(チェコ)を2-6 6-3 6-2で破って勝ち上がった第4シードのジャニス・チェン(インドネシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)、第7シードのキンバリー・ビレル(オーストラリア)、ガーランド・ジョアンナ(台湾)、ランラーナ・タラルディー(タイ)、ポリーナ・イアチェンコ(ロシア)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のアリナ・ラディオノワ(オーストラリア)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 21歳のタラルディーは第1シードのゼイネップ・ソンメズ(トルコ)に2-6 6-3 6-3で逆転勝利をおさめ、ツアーレベルで初の連勝をマークした。

 準々決勝ではベキッチがビレルと、ガーランドがラディオノワと、タラルディーはイアチェンコと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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