予選から快進撃の坂詰姫野は今季ツアー2勝を挙げた19歳の新鋭ジョイントに惜敗でベスト4進出ならず [香港オープン]

写真は試合後に握手を交わすマヤ・ジョイント(オーストラリア/左)と坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「プルデンシャル香港テニスオープン」(WTA250/中国・香港/10月27日~11月2日/賞金総額27万5094ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)は第5シードのマヤ・ジョイント(オーストラリア)に4-6 6-2 4-6で惜敗した。

 4-2から逆転されて第1セットを落とした坂詰は相手のサービスゲームを2度破って第2セットを取り返したが、第3セット2-2からブレークに成功したジョイントが残りのサービスゲームをキープして1時間52分で競り勝った。

 同大会に初めて出場した24歳の坂詰は、予選2試合を勝ち抜きキャリア4度目のツアー本戦入り。今シーズンの坂詰は今月の大阪(WTA250/ハードコート)と東京(WTA500/ハードコート)でWTAツアーに参戦したが、いずれも予選1回戦で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。坂詰はトータルの獲得ポイントで88対82と相手を上回ったが、トップ50の選手に対する2勝目を挙げることはできなかった。

 今大会での坂詰は1回戦で第4シードのソフィア・ケニン(アメリカ)を6-2 6-1で倒す番狂わせを演じ、2回戦ではワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したエウディス・チョン(香港)を6-2 6-1で破って初のツアー8強入りを決めていた。

 19歳のジョイントはキャリア5度目のツアー準決勝で、第1シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)が左脚のケガを理由に棄権したため不戦勝で勝ち上がったクリスティーナ・ブクサ(スペイン)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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