約3ヵ月ぶりに大会出場の錦織が逆転勝利で初戦をクリア [CH75横浜慶應チャレンジャー]

写真は男子シングルス2回戦に進出した錦織圭(ユニクロ)(写真提供◎横浜慶應チャレンジャー広報部)


 国内開催のATPツアー下部大会「横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント supported by 三田興産」(チャレンジャー75/神奈川県横浜市・慶應義塾大学日吉キャンパス蝮谷テニスコート/11月17~23日/賞金総額10万ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で第1シードの錦織圭(ユニクロ)が予選勝者の市川泰誠(ノア・インドアステージ)に4-6 6-1 6-1で逆転勝利をおさめた。

 オープニングゲームでサービスダウンを喫して第1セットを落とした錦織は相手のサービスゲームを2度破って第2セットを取り返し、第3セット5-1からのレシーブゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間21分で試合を締めくくった。

 5月のジュネーブ(ATP250/クレーコート)でカレン・ハチャノフ(ロシア)に対する2回戦を第2セット途中(錦織から5-7 5-2)で棄権してから戦線を離脱していた35歳の錦織は8月のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)で一度復帰(1回戦敗退)したが、ふたたびツアーを離れていたため大会に出場するのは約3ヵ月ぶりとなる。

 元世界ランク4位の錦織は次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したジョーンズ怜音(慶應義塾大学)を3-6 6-1 6-2で破って勝ち上がったシン・サンフイ(韓国)と対戦する。

 この日プレーした錦織以外のシード勢は第2シードの坂本怜(IMG)と第8シードの内田海智(富士薬品)が2回戦に駒を進めたが、第3シードのエリアス・イーメル(スウェーデン)&第4シードのオリバー・クロフォード(イギリス)&第5シードのスー・ユーシャオ(台湾)は敗れた。

 イーメルがケイラン・ビグン(アメリカ)に第1セット0-3とリードされた時点で棄権したほかニール・オーバーライトナー(オーストリア)がスーを7-5 6-2で退け、予選勝者のイゴール・マルコンデス(ブラジル)はクロフォードを6-4 6-4で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

 11月19日(水)は10時00分から、男子シングルス2回戦4試合と男子ダブルス1回戦8試合が行われる予定になっている。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、JRはジュニアランキング上位選手への特別制度、Ret.は途中棄権

本戦2日目◎11月18日|試合結果

男子シングルス1回戦

○1錦織圭(日本/ユニクロ)[1] 4-6 6-1 6-1 ●2市川泰誠(日本/ノア・インドアステージ)[Q]

○4シン・サンフイ(韓国)3-6 6-1 6-2 ●3ジョーンズ怜音(日本/慶應義塾大学)[WC]

○6田口涼太郎(日本/Team REC)[Q] 7-6(3) 6-2 ●5マキシマス・ジョーンズ(タイ)

○8内田海智(日本/富士薬品)[8] 6-3 6-0 ●7チョン・ヒョン(韓国)

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○10イゴール・マルコンデス(ブラジル)[Q] 6-4 6-4 ●9オリバー・クロフォード(イギリス)[4]

○12望月勇希(日本/ONE DROP)6-4 7-6(5) ●11山﨑純平(日本/ONE DROP)[Q]

○14白石光(日本/SBC メディカルグループ)2-6 6-2 6-3 ●13マックス・ベイシング(イギリス)

○15ニール・オーバーライトナー(オーストリア)7-5 6-2 ●16スー・ユーシャオ(台湾)[5]

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○20楠原悠介(日本/伊予銀行)[Q] 7-5 6-3 ●19磯村志(日本/やすいそ庭球部)

○23ケイラン・ビグン(アメリカ)[JR] 3-0 Ret. ●24エリアス・イーメル(スウェーデン)[3]

○28ミハエル・ヴルベンスキー(チェコ)[Q] 6-3 6-3 ●27シン・ウビン(韓国)

○32坂本怜(日本/IMG)[2] 6-4 7-6(1) ●31カシディット・サムレ(タイ)

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写真提供◎横浜慶應チャレンジャー広報部

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