アルカラスとフェレロが7年以上に渡る師弟関係に終止符「今はお互いにとって変化の時期」

写真はUSオープンで3年ぶりの優勝を飾ったカルロス・アルカラス(スペイン/右)とコーチのフアン カルロス・フェレロ(スペイン)(Getty Images)


 カルロス・アルカラス(スペイン)が自身のSNSを更新し、長年に渡って指導を受けてきたフアン カルロス・フェレロ(スペイン)とのパートナーシップを解消すると発表した。

 SNSにふたりで一緒に写った写真を投稿したアルカラスは「7年以上も一緒に過ごしましたが、ファンキ(フェレロ氏)と僕はコーチと選手の関係に終止符を打つと決めました」と報告し、師匠に対する感謝の意を述べた。

「今はお互いにとって変化の時期を迎えています。新しい冒険、新たなプロジェクトが待っています。でも僕たちはこれまで通り正しい方法でそれに向き合い、全力で取り組むことを確信しています」

 アルカラスは昨年末にフェレロ氏が現役だった頃にコーチングチームの一員だったサミュエル・ロペス(スペイン)を陣営に迎え、6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)と9月のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を含むツアー8勝(準優勝3回)を挙げて3年ぶりに年末世界ナンバーワンを決めてATP年間最優秀選手賞を獲得した。

 フェレロ氏はロペス氏と共同で3年ぶりにATPアワードの最優秀コーチ賞に選ばれ、同賞に複数回選出された初の指導者となっていた。

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写真◎Getty Images

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