男子20歳以下のトップ8対決「Next Gen ATPファイナルズ」（ネクストジェンATPファイナルズ／サウジアラビア・マッカ州ジッダ／12月17～21日／賞金総額210万1250ドル／室内ハードコート）の大会2日目はラウンドロビン（グループ内総当たり戦）の第2戦が行われ、ラーナー・ティエン（アメリカ）＆アレクサンダー・ブロックス（ベルギー）＆ディノ・プリズミッチ（クロアチア）＆ニコライ・ブドコフ シャール（ノルウェー）が勝利をおさめた。

　アフタヌーンセッションで行われたレッド・グループは第1試合で第3シードのプリズミッチが第8シードのジャスティン・エンゲル（ドイツ）を4-1 2-4 4-3(3) 4-1で下し、第2試合で第2シードのブロックスが第6シードのニシェッシュ・バサバレディ（アメリカ）を4-3(2) 4-3(8) 4-1で退けた。

　イブニングセッションのブルー・グループでは第5シードのブドコフ シャールが第7シードのラファエル・ホダル（スペイン）を4-1 4-2 1-4 4-2で倒し、最終試合で第1シードのティエンが第4シードのマルティン・ランダルーセ（スペイン）を1-4 4-1 4-3(4) 4-3(2)で振りきった。

　レッド・グループで2連勝を飾ったブロックスの決勝トーナメント進出一番乗りが確定し、2連敗を喫したエンゲルは敗退が決まった。

　2017年に創設されたこの大会は、世界トップ8によるシーズン末のエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」（イタリア・トリノ／11月9～16日／室内ハードコート）の若手版となる。

　今大会は出場権を争うレースランキング（Race to Jeddah）の上位8人が2つのグループに分かれてラウンドロビン（総当たり戦）を行い、上位2名ずつが決勝トーナメントに進出する形式となっている。

　試合は4ゲーム先取の5セットマッチやノーアドバンテージなど、大会独自のルールが採用されている。

※[　]数字はシード順位

大会2日目◎12月18日｜試合結果

ラウンドロビン｜ブルー・グループ

○ラーナー・ティエン（アメリカ）[1] 1-4 4-1 4-3(4) 4-3(2) ●マルティン・ランダルーセ（スペイン）[4]

○ニコライ・ブドコフ シャール（ノルウェー）[5] 4-1 4-2 1-4 4-2 ●ラファエル・ホダル（スペイン）[7]

ブルー・グループ｜暫定順位

1位 ブドコフ シャール：2勝0敗（セット6-2、ゲーム28-19）
2位 ホダル：1勝1敗（セット4-5、ゲーム23-29）
3位 ティエン：1勝1敗（セット5-4、ゲーム29-25）
4位 ランダルーセ：0勝2敗（セット2-6、ゲーム21-28）

ラウンドロビン｜レッド・グループ

○アレクサンダー・ブロックス（ベルギー）[2] 4-3(2) 4-3(8) 4-1 ●ニシェッシュ・バサバレディ（アメリカ）[6]

○ディノ・プリズミッチ（クロアチア）[3] 4-1 2-4 4-3(3) 4-1 ●ジャスティン・エンゲル（ドイツ）[8]

レッド・グループ｜暫定順位

1位 ブロックス：2勝0敗（セット6-1、ゲーム27-17）
2位 バサバレディ：1勝1敗（セット3-4、ゲーム22-23）
3位 プリズミッチ：1勝1敗（セット4-4、ゲーム25-24）
4位 エンゲル：0勝2敗（セット2-6、ゲーム19-29）

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