2度の手術を乗り越えた元世界1位プリスコバが2024年USオープン以来のグランドスラム復帰戦で勝利「簡単ではなかったけど…」 [オーストラリアン・オープン]

写真は2024年USオープン以来のグランドスラム復帰戦を勝利で飾ったカロリーナ・プリスコバ(チェコ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月18日~2月1日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、元世界ナンバーワンのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が予選を勝ち上がってきた2017年USオープン優勝者のスローン・スティーブンス(アメリカ)を7-6(7) 6-2で退けツアーレベルの復帰戦を勝利で飾った。

 5-1から5-5に追いつかれたプリスコバはもつれ込んだタイブレークでも6-2から挽回された末に6度目のセットポイントをものにして第1セットを先取し、5-0とリードした第2セットでは2度目のサービング・フォー・ザ・マッチをキープして1時間33分で試合を締めくくった。

 2回戦で途中棄権を強いられた2024年USオープンのあと左足首の手術を受けるなどして戦線離脱を余儀なくされていたため世界ランクを1057位まで落としている33歳のプリスコバは、スペシャル・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)を使用して今大会に出場した。

 プリスコバは復帰の過程で昨年9月にWTA125シリーズ2大会でプレーしたが、1勝しか挙げることができなかった。

「もちろん競技から離れ、大会に出られず寂しかった。20年間もテニス選手としてプレーしてきたから遠征が恋しかったわ」とプリスコバは試合後のオンコートインタビューで語った。

「(再手術が必要で)2度も手術を受けて簡単ではなかったけど、ここでプレーすることができて本当にうれしい。もちろん今年最初の試合に勝てたから幸せだわ」

 足のケガに苦しんでいたスティーブンスもまた長期離脱により1102位まで転落しており、ともに四大大会で複数回決勝に進出した実績を持つふたりのマッチアップながらWTAランキング500位以下の選手がグランドスラム本戦で対決したのは36年ぶりの珍事だった。

 2019年大会で4強入りした実績を持つプリスコバは次のラウンドで、第22シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)を6-2 7-6(1)で破って勝ち上がったジャニス・チェン(インドネシア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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