スビトリーナは準決勝でサバレンカにストレート負け「悲しむことなど許されない」 [オーストラリアン・オープン]

写真は準決勝でストレート負けを喫したエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月18日~2月1日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第12シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-2 6-3で退け2年ぶり3度目の優勝に王手をかけた。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したサバレンカは第2セットで0-2とリードを許したが、続く5ゲームを連取して逆転すると最初のサービング・フォー・ザ・マッチをキープして1時間16分で4年連続となる決勝進出を決めた。

 今季のWTAツアー開幕戦のひとつとなるブリスベンで2連覇を達成したサバレンカが連勝を「11」に伸ばし、オークランドで昨年4月以来となるツアー19勝目を挙げていたスビトリーナは連勝が「10」でストップした。

「今日はリターンがよかったと思うけど、彼女(サバレンカ)のセカンドショット(サービスに続く2打目)が凄まじかった。彼女はリターンもよかったし、サービスを打ったあとの2打目を叩き込んでくる。だからこそ彼女は世界ナンバーワンなのよ」とスビトリーナは試合を振り返った。

「自分のサービスで彼女に十分なプレッシャーをかけることができなかった。だから彼女のような選手が相手だとあまり時間的な余裕がなくなってしまう」

 サバレンカはキャリア8度目のグランドスラム決勝で、第6シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-3 7-6(7)で破って勝ち上がった第5シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)と対戦する。

 スビトリーナはほかのウクライナ人選手と同じくロシアによるウクライナ侵攻に抗議する意味でロシアとベラルーシの選手とは握手をしない主義を貫いており、試合後の握手だけでなく通常ならネットを挟んで一緒に写る試合前のフォトセッションも別々に行われた。

「ウクライナでは人々が本当に酷い環境で生活している。だから私は(負けたぐらいで)悲しむことなど許されない。私は本当に恵まれた立場にいるから」とスビトリーナは試合後の記者会見で語った。

「私には祖国を代表してセンターコートでプレーし、それを恥ずかしくないようにやり遂げるという機会がある。自分の言葉で国民の皆さんに寄り添う機会がある。ここ数週間は彼らから本当に素晴らしいエネルギーをもらったと感じている。これは私にとって本当に大きなモティベーションになっているわ」

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles