前年覇者ジョコビッチ、メドベデフ、錦織らが2回戦へ [USオープン]
今年最後のグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を6-4 6-1 6-4で下し、初戦を突破した。試合時間は1時間52分。
全米に2年連続14回目の出場となるジョコビッチは、これまでに3度(2011年、15年、18年)にタイトルを獲得。昨年は決勝でフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)を6-3 7-6(4) 6-3で倒し、3年ぶりの栄冠に輝いた。
ジョコビッチは次のラウンドで、サム・クエリー(アメリカ)とフアン イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
上位シード勢の試合では、前哨戦のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)でマスターズ初制覇を果たした第5シードのダニール・メドベデフ(ロシア)がプラジュネシュ・グネスワラン(インド)を6-4 6-1 6-2で退け、前年ベスト4で第7シードの錦織圭(日清食品)は予選勝者のマルコ・トゥルンヘリッティ(アルゼンチン)が第2セット途中でリタイアしたため46分で初戦を勝ち上がった。
そのほかの試合では、第17シードのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)、第27シードのドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)、第31シードのクリスチャン・ガリン(チリ)、アレックス・デミノー(オーストラリア)、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)、ダニエル・エバンズ(イギリス)、ブラッドリー・クラン(アメリカ)、デニス・クドラ(アメリカ)、予選勝者のジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権
男子シングルス1回戦|主な試合結果
○1ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] 6-4 6-1 6-4 ●2ロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)
○5デニス・クドラ(アメリカ)3-6 6-1 7-6(5) 6-1 ●6ヤンコ・ティプサレビッチ(セルビア)
○8ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)[27] 7-5 6-3 6-3 ●7スティーブ・ダルシー(ベルギー)
○14ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)6-2 6-1 7-5 ●13ラスロ・ジェレ(セルビア)
------
○22ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)[Q] 6-1 2-6 6-4 6-4 ●21トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)
○24ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)[17] 3-6 6-4 6-2 3-6 6-3 ●23マートン・フクソービッチ(ハンガリー)
○32ダニール・メドベデフ(ロシア)[5] 6-4 6-1 6-2 ●31プラジュネシュ・グネスワラン(インド)
○38ダニエル・エバンズ(イギリス)6-4 6-3 2-6 6-3 ●37アドリアン・マナリノ(フランス)
------
○57クリスチャン・ガリン(チリ)[31] 3-6 7-6(5) 6-4 6-7(4) 6-3 ●58クリストファー・ユーバンクス(アメリカ)[WC]
○60アレックス・デミノー(オーストラリア)6-4 6-2 6-7(6) 7-5 ●59ピエール ユーグ・エルベール(フランス)
○62ブラッドリー・クラン(アメリカ)6-3 6-2 6-3 ●61チアゴ・モンテーロ(ブラジル)
○64錦織圭(日本/日清食品)[7] 6-1 4-1 Ret. ●63マルコ・トゥルンヘリッティ(アルゼンチン)[Q]
※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
NEW YORK, NEW YORK - AUGUST 26: Novak Djokovic of Serbia returns a shot during his Men's Singles first round match against Roberto Carballes Baena of Spain during day one of the 2019 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on August 26, 2019 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)
Pick up
-
2024-05-03
5月3日発売!『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Pick up
-
2024-05-03
5月3日発売!『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Ranking of articles
-
2024-04-30
本戦がスタート、内島萌夏ら日本勢4人がシングルス初戦を突破 [W100カンガルーカップ国際女子]
-
2024-04-26
本玉真唯と柴原瑛菜が日本人対決の準決勝へ、内島萌夏は逆転負け [W100安藤証券オープン東京]
-
2024-04-27
本玉真唯との日本人対決を制した柴原瑛菜がシングルス決勝に進出 [W100安藤証券オープン東京]
-
2024-04-25
シングルスの日本勢は本玉真唯、内島萌夏、柴原瑛菜がベスト8に進出 [W100安藤証券オープン東京]
-
2024-04-30
ナダルが3時間超えの激闘を制して4回戦へ、試合後はカチンにシャツをプレゼント [マドリッド・オープン]