マッチポイントを凌いでルバキナに逆転勝利のサバレンカが大会初優勝「一生忘れないと思う」 [WTAインディアンウェルズ]
WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日4~15日/賞金総額941万5725ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第3シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)に3-6 6-3 7-6(6)で逆転勝利をおさめて大会初優勝を飾った。
27歳のサバレンカがツアーレベルの同種目でタイトルを獲得したのは、1月のブリスベン以来で通算23回目(準優勝20回)となる。同大会では2023年と25年にも決勝に進出していたが、3度目のチャンスで初勝利を挙げた。
「このトロフィーを手にすることができて神に感謝している」とサバレンカは表彰式で話した。
「素晴らしい週だった。子犬を飼って婚約し、タイトルも獲った。一生忘れないでしょうね」
ワンブレーク差でセットを分け合ったあとサバレンカは第3セット5-4からサービスダウンを喫したが、もつれ込んだタイブレーク5-6から最後の3ポイントを連取して2時間31分で勝利をもぎ取った。
第1セットを先取したルバキナは第2セット第1ゲームをブレークしたが、サバレンカが続く4ゲームを連取して悪い流れを断ち切った。
ふたりはこれが16回目の対戦だったが、2連敗中だったサバレンカが9勝目を挙げた。1月のオーストラリアン・オープン決勝(ルバキナが6-4 4-6 6-4で勝利)でも戦ったふたりは2023年大会でも決勝で対決し、ルバキナが7-6(11) 6-4で勝っていた。
「物凄いバトルだった。最後の3ポイントで素晴らしいテニスができて本当によかった」とサバレンカは試合を振り返った。
「この試合に臨むにあたって考えていたのは精神的に強くあること、何があっても強くあり続けることだった。何が起こっても強い気持ちを持ち続け、コートで戦い続けているのを態度で示すのが目標だった」
ベスト4に進出した時点で世界ランク自己最高の2位に浮上することが決まっていたルバキナは今大会でも第5シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と第9シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を破っていたが、昨年10月に武漢の準々決勝でサバレンカに3-6 3-6で敗れてから続いていたトップ10プレーヤーに対する連勝は「12」でストップした。
「特に第3セットは本当に接戦だった。どちらかが特別なことをした訳じゃないと思う」とルバキナは試合後の記者会見で語った。
「私はいいスタートを切ったけど、途中でエネルギーレベルが落ちてしまった。第2セットを落として相手に自信を与えてしまったのは間違いないでしょう。第3セットはコンディションや相手に加え、自分自身との戦いだった。この暑さの中では簡単ではなかった…」
前日にはダブルス決勝が行われ、第3シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)/テイラー・タウンゼント(アメリカ)が第5シードのアンナ・ダニリナ(カザフスタン)/アレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)を7-6(4) 6-4で倒して同ペアでのツアー4勝目を挙げた。

女子ダブルスで優勝を飾ったカテリーナ・シニアコバ(チェコ/右)とテイラー・タウンゼント(アメリカ)(Getty Images)
写真◎Getty Images
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