前半の劣勢を克服したジョコビッチが今季のクレーコート初勝利「第1セットはまったくチャンスがなかった」 [フレンチ・オープン]

写真は今季のクレーコート初勝利を挙げたノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月24日~6月7日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)を5-7 7-5 6-1 6-4で振りきり今季のクレーコート初勝利を挙げた。

 一度もチャンスを作れないまま5-5から先にサービスダウンを喫して第1セットを落としたジョコビッチは6-5から10度目のブレークポイントをようやくものにして第2セットを取り返し、続く2セットを連取して2時間51分で試合を締めくくった。

 今季初戦のオーストラリアン・オープンで決勝まで勝ち進んだジョコビッチは4回戦で敗れたインディアンウェルズのあと慢性的な肩のケガで戦線離脱を余儀なくされ、復帰戦だった今月のローマでも初戦敗退に終わったためクレーコートで1試合しかプレーできずに今大会を迎えている。

 試合後のオンコートインタビューにフランス語で応じたジョコビッチは「彼は称賛に値する」とエムペシ ペリカールを称え、「10回20回と対戦を重ねたら違った展開になるかもしれないけど、彼がどこにサービスを打ってくるのか見極めるのはほぼ不可能だった。あのスピードはキャリアで一度か二度くらいしか見たことがない」と語った。

「第1セットはまったくチャンスがなかった。予測により第2セットから少し状況が変わってきた。こういう試合では集中力を保ち、チャンスを待つしかないんだ」

 マーガレット・コート(オーストラリア)に並ぶシングルス最多記録となる24回の四大大会制覇を果たしているジョコビッチだが、2023年USオープンを最後にタイトルから遠ざかっている。

 3年ぶり4度目の優勝を目指すジョコビッチは次のラウンドで、予選勝者のウーゴ・デリエン(ボリビア)を6-4 6-2 6-2で破って勝ち上がったヴァランタン・ロワイエ(フランス)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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